れんげ米 of しらたか どりいむ農園


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どりいむ農園の米づくり

れんげの緑肥農法+アイガモ農法
秋、稲刈りの終わった田んぼにレンゲ草の種を蒔き、切り藁を被せます。芽吹いた若芽は雪の布団をかぶって寒い冬を過ごし、雪解けと共に葉をグングン伸ばして、5月の中ごろ田んぼを一面ピンクの花で覆います。とても懐かしい風景です。

5月末、美しい花の絨毯に武骨なトラクターが乗り入れ、レンゲを無残に土に鋤き込みます。子供の頃よく目にした、緑肥農法の復活です。
切り藁と生のレンゲ草を元肥にして稲を育てるオーガニック農法ですが、50年前はトラクターではなく、牛が鋤を引いて耕していました。
田に水を引いて耕し(代かき)、水田に変身した田んぼに「はえぬき」の苗を植え、アイガモを放します。

農薬(除草剤)を使わず鴨の力を借りて雑草を取るためです。アイガモ軍団は田んぼを泳ぎ回り、雑草だけでなく稲の害虫もきれいに食い尽くします。と同時に、田んぼをかき混ぜることにより、稲の根に酸素を供給する大事な仕事もこなします。

sample エンベット形式

農薬を使わず、化学肥料も使わず、究極のオーガニック農法で育った稲は、9月末に刈り取られ、天日干しにされます。
約一ヶ月、たっぷりと太陽の光を浴びた米は、籾殻を脱がすと表面がじつに艶やかで、甘いお日様の匂いがします。

レンゲの種蒔きから13ヶ月。
ようやく美味しいれんげ米の完成です。

品種は山形県の主力品種、14年連続食味ランク特Aの「はえぬき」です。

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